
実際にどうなの?
「ボーダーコリーは初心者には向いていない」ってよく言われる。
確かに、運動量が多くて、しつけが大変な犬種なのは間違いない。
でも、初心者だからって「飼いやすい犬」で妥協してしまうのは違う気がする。
犬を飼う以上、一緒に楽しく暮らすために自分がその犬と共に生活できるかと思える子が大事だと思った。
それで自分が思う見た目の好みやアクティブに動く姿に魅了されてボーダーコリーを選んだ。
とはいえ、実際に飼ってみるとやっぱり大変。
「やはり苦労する…」と正直思ったこともある。
ここでは、ボーダーコリーを飼ってみて苦戦したことをまとめてみる。
運動量が半端じゃない
よく言われることの一つにこれが入ると思う。
ボーダーコリーはとにかく走るのが大好きで
普通の犬みたいに「散歩して終わり」ってわけにはいかない。
1時間散歩してもまだ余裕そうなので家に着いてから
ボールなど使った遊びもする。
面倒だと思ってもしやらないなんて時にはストレスが
溜まって唸り声をあげたりして暴れ出す。
ゲージの中にずっと入れてるとガシャガシャ音を立てるくらいではある。
「毎日散歩が必要」くらいの感覚だと痛い目を見る。
運動させる時間が取れない人には、向いてない。
1日が犬の面倒で時間が無くなっていく。
このようにリードの中でもロングリードと言って、
公園とかでこういうのでたくさん走らせるのもオススメです。
頭が良すぎて逆にめんどくさい
「ボーダーコリーは世界一賢い犬」なんて言われるけど、
こっちのやること全部見抜かれる気もする。
しつけの甘さをすぐに見抜く
「この人なら適当にできる」と判断されると指示を聞かない
良くも悪くもすぐに学習する
ちゃんとしたルールを作らないと、逆に犬にコントロールされる。
適当にしつけると、めちゃくちゃ賢い問題児が誕生してしまう、、。
とにかく構ってほしがる
家の中に一緒にいる時に目を離していると「スピースピー」という声を鳴き出す。
構ってほしい、寂しいという感情になっているそうだ。
ボーダーコリーは独立心が強い犬じゃなくて、飼い主と一緒にいるのが好きなタイプ。
だから、ちょっとでも放置するとストレスを溜める。
こっちが忙しくても「遊んで!」と絡んでくる
ひとりでおもちゃで遊ぶより、人と遊びたい
犬と一緒に遊ぶ時間を長く取る覚悟がないと、なかなか大変。
あと、別の作業をしていて相手をできないとき、困り眉にしてこっち見てくるのでめちゃくちゃ申し訳ない気持ちになる。
抜け毛がすごい
これは飼う前から覚悟してたけど、やっぱり大変だった。
換毛期になると、部屋中が毛だらけ
毎日掃除しても追いつかない
ブラッシングをサボると毛玉ができる
犬を飼う=掃除が増えるのは当然だけど、ボーダーコリーは特にすごい。
毛が気になる人には厳しいかもしれない。
それでもボーダーコリーを飼ってよかった
正直、大変なことはめちゃくちゃ多い。
「初心者には向いてない」って言われる理由もよくわかった。
でも、それ以上に魅力がある。
表情が豊かで、一緒にいるだけで楽しい
しっかり向き合えば、最高のパートナーになれる
運動する習慣がついて、こっちも健康的になる
初心者だからって、必ずしも飼いやすい犬を選ぶ必要はないと思う。
ちゃんと準備と覚悟をすれば、初心者でもボーダーコリーと楽しく暮らせる。
もし「本当に一緒にいたい」と思うなら、挑戦する価値は十分にある。